「節約しよう」と思ったとき、多くの人が最初に思い浮かべるのは食費ではないでしょうか。
私も一人暮らしを始めた頃は、食費を削ることばかり考えていました。
スーパーで安い商品を探したり、外食を我慢したり、お菓子を買わないようにしたり…。
確かに少しは節約できましたが、思っていたほどお金は増えませんでした。
「こんなに頑張っているのに、なぜ貯金ができないんだろう。」
そんな疑問を抱えながら生活していたことを今でも覚えています。
ある日、一か月の支出を書き出してみると、毎月必ず引き落とされる固定費が思っていた以上に大きな割合を占めていました。
そのとき初めて、「節約するなら最初に見直すべきなのは固定費だった」と気付いたのです。
今回は、私の失敗談を交えながら、一人暮らしで見直したい固定費について紹介します。
固定費とは毎月必ず出ていくお金
固定費とは、毎月ほぼ同じ金額がかかる支出のことです。
例えば、
・家賃
・スマートフォン料金
・インターネット料金
・サブスクリプションサービス
・保険料
などがあります。
一度契約すると毎月自動的に引き落とされるため、普段はあまり気にしなくなります。
私も以前は、「毎月引かれているから仕方ない」と思っていました。
しかし、その積み重ねが家計を圧迫していたのです。
食費ばかり気にしていた私の失敗
私は節約を始めた頃、スーパーで50円安い商品を探すことに一生懸命でした。
遠くのスーパーまで歩いて行き、少しでも安く買おうと努力していました。
ところが、その一方で、ほとんど使っていない動画配信サービスやアプリの料金を何か月も払い続けていました。
月に数百円だから気にしていなかったのです。
しかし一年で考えると数千円から一万円以上になります。
そのことに気付いたとき、「もっと早く見直していれば良かった」と本気で後悔しました。
スマートフォン料金を見直してみた
毎月の支出を見直したとき、特に気になったのがスマートフォン料金でした。
契約した当時は必要だと思っていたプランも、時間が経つと使わなくなっていることがあります。
私も実際に利用状況を確認してみると、契約しているデータ容量を毎月かなり余らせていました。
必要以上に高いプランを使っていたのです。
契約内容を見直しただけで、毎月の負担を減らすことができました。
大きな我慢をしたわけではありません。
生活はほとんど変わらないのに、毎月の支出だけが少なくなりました。
サブスクは意外と忘れやすい
動画配信サービスや音楽配信サービスなど、月額制のサービスは便利です。
しかし、気付かないうちに契約が増えてしまうことがあります。
私も以前、
「無料期間だけ使おう」
と思って登録したサービスを、そのまま解約せずに何か月も支払い続けていました。
久しぶりに明細を見て驚いたことがあります。
それ以来、使っていないサービスは思い切って解約するようにしました。
本当に必要になれば、そのときまた契約すればいいという考え方に変えたのです。
光熱費も使い方次第で変わる
電気やガス、水道は生活に欠かせません。
だからこそ、無理な節約はおすすめできません。
夏にエアコンを我慢して体調を崩したり、冬に暖房を使わず風邪をひいてしまったりすれば、かえって出費が増える可能性もあります。
私が意識しているのは、
使わない部屋の電気を消すこと。
エアコンの設定温度を極端にしないこと。
シャワーを出しっぱなしにしないこと。
どれも特別なことではありません。
小さな積み重ねが毎月の支出につながります。
固定費は一度見直せば効果が続く
食費は毎日意識しなければ節約できません。
しかし固定費は違います。
一度見直せば、その効果が毎月続きます。
例えば毎月1,000円節約できれば、一年間で12,000円になります。
毎日我慢しなくても、お金が残るようになるのです。
この違いはとても大きいと感じています。
節約は生活の質を落とさないことも大切
節約というと、「我慢すること」と考えてしまいがちです。
しかし私は、生活の質を落としてまで節約する必要はないと思っています。
必要なものにはしっかりお金を使う。
不要なものだけを減らす。
それが長く続けられる節約だと実感しています。
無理をするとストレスがたまり、結局大きな買い物をしてしまうこともあります。
だからこそ、自分が納得できる節約方法を見つけることが大切です。
私が毎月確認していること
今でも月に一度だけ、次のことを確認しています。
・使っていないサブスクはないか
・スマートフォンの料金は適切か
・不要な買い物はなかったか
・今月の生活費は予算内だったか
全部で10分もかかりません。
この習慣を続けるようになってから、お金の使い方に対する意識が変わりました。
以前のように「気付いたらお金がなくなっていた」ということは少なくなっています。
まとめ
一人暮らしの節約は、食費だけを減らせばいいというものではありません。
私自身、最初は小さな節約ばかり頑張っていましたが、大きな効果は感じられませんでした。
しかし固定費を見直してからは、毎月の支出に少しずつ余裕が生まれるようになりました。
家計を改善したいと思ったら、まずは毎月自動的に支払っているものを確認してみてください。
意外と「今はもう必要ない」と思える支出が見つかるかもしれません。
節約は苦しいものではなく、これからの生活を少し楽にするための工夫です。
一度に全部変えようとせず、一つずつ見直していけば、それだけでも家計は確実に変わっていきます。