一人暮らしをしていると、「もう少し節約できないかな」と思うことがあります。
家賃や光熱費、食費、日用品、スマートフォンなど、一人で生活しているだけでもさまざまなお金がかかります。しかも、毎月の収入が大きく変わらないのであれば、支出を少しずつ見直すことが大切です。
私も以前は、「節約しなければ」と思いながら、なかなかお金が残りませんでした。
安い商品を探したり、電気をこまめに消したりしているのに、月末になると財布の中身が思ったより少ない。そんなことが何度もありました。
今振り返ると、節約する場所を間違えていたのだと思います。
今回は、私自身の失敗を振り返りながら、一人暮らしで最初に見直しておきたいポイントを紹介します。
節約しているのにお金が残らなかった理由
最初の頃の私は、「安い物を買うこと」が節約だと思っていました。
スーパーで少しでも安い商品を探し、電気をこまめに消し、必要以上にエアコンを使わないようにする。
もちろん、こうしたことも大切です。
しかし、それだけではなかなか生活全体の支出は変わりませんでした。
あるとき一か月分の支出を振り返ってみると、数十円、数百円の節約を頑張っている一方で、もっと大きな金額を何気なく使っていたことに気づきました。
そこで、「小さな節約を頑張る前に、大きな支出から見直したほうがいい」と考えるようになりました。
1.毎月必ず出ていくお金を確認する
最初に確認したいのが、毎月ほぼ決まって出ていくお金です。
例えば、家賃、スマートフォン、インターネット、保険、動画配信サービスなどがあります。
こうした支出は、一度契約すると毎月自動的に引き落とされるため、普段あまり意識しなくなります。
私も以前、ほとんど利用していないサービスをそのまま契約していたことがありました。
「いつか使うかもしれない」と思って放置していたのですが、実際にはほとんど使っていませんでした。
そこで一度、自分が毎月何にお金を払っているのかを一覧にしました。
すると、「こんなものに払っていたのか」と思うものがいくつか見つかりました。
節約というと食費や電気代ばかり考えてしまいますが、まずは毎月自動的に出ていくお金を確認することも大切です。
2.「安いから買う」をやめる
節約を始めたばかりの頃、私は安売りが大好きでした。
「今なら安いから買っておこう」
そう思って、必要以上に商品を買うことがありました。
しかし、安く買ったことと、無駄遣いをしなかったことは同じではありません。
例えば、1000円の商品が700円になっていても、必要なかったのであれば700円を使ったことになります。
このことに気づいてから、私は「安いかどうか」より「本当に必要か」を考えるようになりました。
セールを見るとつい買いたくなりますが、一度立ち止まって考える。
それだけでも衝動買いはかなり減りました。
3.冷蔵庫の中身を確認してから買い物する
一人暮らしで意外と起こりやすいのが、食材の重複です。
冷蔵庫にあることを忘れて、同じような物を買ってしまうことがあります。
私も以前は、スーパーへ行く前に冷蔵庫を確認する習慣がありませんでした。
そのため、帰宅してから「まだ残っていた」と気づくことがよくありました。
特に一人暮らしの場合、家族で暮らしている家庭より食材の消費量が少ないため、買いすぎると使い切れないことがあります。
そこで買い物前に冷蔵庫を一度確認するようにしました。
必要な物だけメモしてから買い物へ行く。
この簡単な習慣だけでも、買いすぎを防ぎやすくなります。
4.「ご褒美」の使い方を考える
節約を頑張っていると、ある日突然「もういいや」と思うことがあります。
私の場合、それが一番の失敗でした。
数日間節約すると、その反動で外食したり、欲しかった物をまとめて買ったりしていました。
そして、「また使いすぎた」と後悔します。
これでは節約が苦痛になってしまいます。
そこで、完全に我慢するのではなく、最初から楽しみに使うお金を決めるようにしました。
「これを買ってはいけない」と考えるより、「この範囲なら楽しんでいい」と考えたほうが、精神的にも楽でした。
節約を長く続けるためには、すべてを我慢する必要はありません。
自分が楽しめる部分を残しておくことも大切です。
5.一か月に一度だけ支出を振り返る
節約を始めたとき、私は毎日家計簿をつけようとして失敗しました。
最初は細かく記録するのですが、仕事などで忙しくなると面倒になり、途中でやめてしまいます。
そこで考え方を変えました。
毎日完璧に記録するのではなく、一か月に一度、自分が何にお金を使ったのかを振り返ることにしました。
「食費が多かった」
「必要のない買い物が多かった」
「使っていないサービスがあった」
など、大まかに確認するだけでも、自分のお金の使い方が見えてきます。
重要なのは、完璧な家計簿を作ることではありません。
自分の生活の中で、どこにお金が流れているのかを知ることです。
私が一番後悔した節約方法
これまでいろいろな節約を試しましたが、一番後悔しているのは、「金額の小さいものばかり気にしていたこと」です。
例えば、数十円安い商品を探すために時間をかけていたのに、その一方で必要のない物を買ってしまう。
これでは効率がよくありません。
もちろん、数十円の積み重ねも大切です。
ただし、節約を始めるなら、まず大きな支出や無駄な習慣を見直して、その後に細かな節約を加えていくほうが続けやすいと思います。
私自身、ここに気づいてから節約に対する考え方が変わりました。
節約で大切なのは「続けられる方法」を選ぶこと
節約方法をインターネットで探すと、さまざまな方法が出てきます。
どれも正しそうに見えますが、すべての方法が自分に合うとは限りません。
料理が苦手なのに毎日自炊をしようとすれば、負担になるかもしれません。
家計簿が苦手なのに細かく記録しようとすれば、途中で嫌になってしまうかもしれません。
大切なのは、自分の生活に無理なく取り入れられる方法を選ぶことです。
最初から全部変える必要はありません。
一つ試して、続けられたら次を試す。
そのくらいのペースでも十分です。
節約を始めて感じた意外な変化
節約を始めて良かったことは、単純に使えるお金が増えたことだけではありません。
自分が何にお金を使っているのかを意識するようになりました。
以前は、何となく買っていた物も、「本当に必要なのか」と一度考えるようになりました。
その結果、買い物そのものに慎重になり、後悔することも少なくなりました。
また、必要な物にはきちんとお金を使うという考え方もできるようになりました。
安い物だけを選ぶのではなく、「長く使えるか」「本当に必要なのか」を考えるようになったのです。
これは節約を始める前にはなかった変化でした。
まとめ
一人暮らしの節約は、何でも我慢すればいいというものではありません。
私自身、最初は小さな節約ばかりに目を向けて、思うようにお金を残せませんでした。
しかし、
・毎月決まって出ていくお金を確認する
・安いだけの商品を買わない
・冷蔵庫を確認してから買い物する
・楽しみに使うお金を残す
・定期的に支出を振り返る
こうしたことを意識するようになってから、少しずつお金の使い方が変わりました。
節約は、一度始めたら一生我慢するものではありません。
自分の生活を見直し、無駄を減らしながら、必要なところにはきちんとお金を使う。
そんなバランスの取れた生活を目指すことが、長く続く節約につながるのだと思います。
まずは今日、自分の財布やスマートフォンの明細を一度確認してみてください。
「そういえば、最近使っていないものがあるな」と気づくことが、節約の第一歩になるかもしれません。