「ちゃんと続けなきゃ」と思い込みすぎて苦しくなっていた話!

何かを始めたら、途中でやめてはいけない。そう強く思い込んでいました。続けることは大事だし、簡単に手放すのは良くない。そんな価値観を持っていたため、一度取り組み始めたことは、気持ちが離れても無理に続けようとしていました。
最初はやる気に満ちていたものでも、時間が経つにつれて状況や気持ちは変わります。それでも、「ここでやめたら逃げになる」と自分を追い込み、やめるという選択肢を消していました。その結果、好きだったはずのことまで重荷に変わっていきました。
【体験談】
当時の私は、毎日決めたことを守ることに必死でした。体調が優れない日も、気分が落ち込んでいる日も、「続けることが大事」と自分に言い聞かせて取り組んでいました。周囲から見れば真面目に見えたかもしれませんが、内側ではかなり無理をしていました。
ある日、ふと「なぜこんなに苦しいのだろう」と感じました。やめたいわけではないのに、続けることが怖い。そんな矛盾した気持ちが積み重なり、取り組む前から憂うつになるようになっていました。続けているのに、前向きさはどんどん失われていきました。
【失敗談】
一番の失敗は、「続けること自体に価値がある」と思い込みすぎていたことです。本来は目的のための手段であるはずなのに、いつの間にか続けることが目的になっていました。
さらに、「やめる=失敗」という極端な考えを持っていたことも問題でした。途中で方向を変えることや、一度立ち止まることを許していませんでした。その結果、柔軟さを失い、自分の変化に合わせた選択ができなくなっていました。
【改善したこと】
この状態を変えるために、最初は「一度完全にやめてみる」ことを試しましたが、不安が強すぎて落ち着きませんでした。何もしていない時間に罪悪感が湧き、結局元に戻ってしまったのです。
そこで、やり方を変えました。
・「続ける」ではなく「選び直す」と考える
・毎日やる前に、今日はどうするかを決める
・頻度や量を柔軟に変えてみる
特に効果があったのは、「今日はやる」と自分で選ぶ感覚を持つことでした。義務ではなく選択だと思えるだけで、同じ行動でも重さが違いました。量を減らしてもいい、形を変えてもいいと許可を出すことで、気持ちが軽くなりました。
【結果】
不思議なことに、柔軟にしたことで継続しやすくなりました。無理に守ろうとしていた頃よりも、自然に続いている時間が増えたのです。続けることへの恐怖が減り、「今日はやる」「今日は休む」と落ち着いて判断できるようになりました。
また、自分の変化を受け入れられるようになりました。以前は同じペースを保つことに固執していましたが、今は状況に応じて調整することが前提になっています。その結果、行動に対するストレスが大きく減りました。
【まとめ】
苦しくなっていた原因は、意志が弱いからではありませんでした。失敗を通して学んだのは、続けることは目的ではなく手段だということです。
やめることも、変えることも、選択の一つ。その視点を持てたことで、継続は義務ではなく、自分の意思によるものに変わりました。その変化が、今の穏やかな積み重ねにつながっています。