何もしない時間が怖くなっていた話!

気づけば、予定が空いている時間があると落ち着かなくなっていました。何もしていない自分は価値がないような気がして、無理にでも予定を詰め込もうとしていました。休みの日でさえ、「今日は何を成し遂げたか」を考えてしまい、心から休めていなかったと思います。
周りから見れば忙しく動いている人だったかもしれません。でも実際は、止まるのが怖くて動き続けていただけでした。静かな時間に向き合うと、不安や焦りが一気に出てきそうで、それを避けるために常に何かをしていたのです。
【体験談】
休日の朝、特に予定がないときでも、目が覚めた瞬間からスマホを触っていました。情報を見続けていれば、時間はすぐに過ぎていきます。「何もしていない」という感覚から逃げるには、ちょうどよかったのだと思います。
しかし、画面を見続けた後には、なぜか余計に疲れが残りました。何かを学んだわけでも、心が満たされたわけでもなく、ただ時間を消費した感覚だけがありました。それでも、何もしないでぼんやり過ごすよりはマシだと、自分に言い聞かせていました。
【失敗談】
一番の失敗は、「休むこと=無駄」という考えを強く持っていたことです。効率、成果、意味。そういったものを求めすぎて、何もしない時間を自分に許していませんでした。その結果、心は常に軽い緊張状態で、疲れが抜けにくくなっていました。
また、何もしない時間を避け続けたことで、自分が本当は何を感じているのか分からなくなっていました。静かな時間がないと、心の声は聞こえてきません。忙しさでごまかしていただけで、問題が解決していたわけではありませんでした。
【改善したこと】
思い切って、「意味のない時間」を作ることにしました。
・予定をあえて入れない
スマホを触らずにぼんやりする
・何も生み出さない時間を肯定する
最初はとても落ち着きませんでした。数分間、何もせずに座っているだけで、「何かしなきゃ」という衝動が湧いてきました。それでも、その衝動をそのままにして、あえて動かないようにしました。
【結果】
しばらく続けると、不思議と心が静かになる瞬間が増えてきました。不安が消えたわけではありませんが、波のように来ては去っていくものだと感じられるようになりました。何もしない時間が、心を整える時間に変わっていったのです。
また、余白ができたことで、本当にやりたいことや、疲れているサインにも気づけるようになりました。動き続けていた頃よりも、結果的に集中力が上がり、行動の質も良くなったと感じています。
【まとめ】
何もしない時間を怖がっていたのは、怠けたくなかったからではありません。立ち止まることで、何か大事なものと向き合うのが怖かっただけでした。
休むことは、止まることではなく、整えること。
そう考えられるようになってから、時間の使い方も、自分への向き合い方も変わりました。