人に合わせすぎて自分の本音が分からなくなっていた話!

「相手が喜ぶならそれでいい」「空気を壊したくない」。そんな思いから、無意識のうちに人に合わせる行動を続けていた時期がありました。周囲との関係は一見うまくいっているようでも、自分の中では違和感が積み重なっていきました。
【体験談】
その頃の私は、何かを決める場面になると、まず相手の反応を考えていました。「これを言ったらどう思われるだろう」「断ったら嫌われないかな」。そう考える癖がつき、自分の気持ちは後回しになっていました。
頼まれごとをされると断れず、誘われれば無理をしてでも参加する。表向きは穏やかに過ごしていましたが、家に帰るとどっと疲れが出て、「今日は本当はどうしたかったんだろう」と分からなくなることが増えていました。
【失敗談】
一番の失敗は、「合わせている自分が正しい」と思い込んでいたことです。自分の本音を抑えることが大人の対応だと勘違いしていました。
その結果、気づかないうちに不満が溜まり、些細なことで気持ちが乱れるようになりました。本当の原因は別にあるのに、それを言葉にできないため、自分でも整理できず、モヤモヤだけが残っていました。
さらに怖かったのは、「自分が何をしたいのか分からない」と感じ始めたことです。選択肢を前にしても、自分の希望が浮かばず、無意識に相手基準で決めてしまう状態になっていました。
【改善したこと】
この状態を変えるために、少しずつ自分の感覚を取り戻す工夫をしました。
・即答せず一度考える時間を取る
・小さな本音から認める
・断る練習をする
特に意識したのは、「本音を言う=わがままではない」と考え直すことでした。自分の気持ちを伝えることは、相手を否定することではないと理解できたことで、気持ちが少し楽になりました。
また、いきなり大きな主張をするのではなく、「今日は疲れている」「今回は遠慮したい」といった小さな表現から始めました。段階を踏むことで、罪悪感も減っていきました。
【変化・結果】
自分の本音を少しずつ表に出すようになると、不思議と人間関係が楽になりました。無理に合わせていた頃よりも、自然体でいられる時間が増えたのです。
すべてが思い通りになるわけではありませんが、「自分はどうしたいか」を考える癖が戻ってきました。それだけで、日々の選択に納得感が生まれました。
【まとめ】
人に合わせること自体は悪いことではありませんが、それが習慣になると、自分の声が聞こえなくなります。失敗を通して学んだのは、本音を大切にすることは、人との関係を壊す行為ではないということです。
自分の気持ちを尊重できるようになると、他人とも無理なく向き合えるようになりました。