節約を意識し始めた頃、「固定費を減らすと効果が大きい」という言葉をよく目にしました。中でも簡単そうに見えたのがサブスクの活用です。
動画配信、音楽配信、電子書籍、クラウド保存、アプリの有料プラン。
「必要な時だけ使って、すぐ解約すればいい」
そう考えて、私はかなり軽い気持ちで登録を繰り返していました。
体験談:無料期間という甘い罠
最初は動画配信サービス。
「30日無料」
という文字に惹かれて登録。
その後も、
・音楽アプリ3か月無料
・家計簿アプリ初月無料
・写真保存サービス2週間無料
と、次々に登録していきました。
登録した直後は、
「忘れないようにしよう」
と思っていました。
しかし現実は甘くありませんでした。
失敗談① 解約日を100%忘れる
無料期間中は普通に使います。
そして無料期間が終わる頃には、そのサービスの存在自体を忘れています。
ある日、クレジットカードの明細を見て、
「???」
となりました。
・動画配信 980円
・音楽配信 1,080円
・アプリ課金 600円
身に覚えがあるような、ないような。
調べてみると、全部サブスクでした。
失敗談② 使っていないのに毎月引き落とし
さらに最悪なのが、
一度も開いていないサービス
です。
登録しただけで満足して、1回も使っていないものすらありました。
それでも毎月きっちり請求は来ます。
まさに、
「使っていないジムの会費」
状態。
失敗談③ いくら払っているのか把握していなかった
怖くなって計算しました。
当時のサブスク一覧:
・動画A:980円
・動画B:1,200円
・音楽:1,080円
・家計簿アプリ:600円
・写真保存:500円
合計:4,360円/月
年間だと約52,000円。
ほぼ何も得ていないのに、です。
現実:節約のつもりが固定費を増やしていた
私は、
・無料だから
・安いから
・とりあえず
という理由で登録し続け、結果的に固定費を増やしていました。
節約どころか、静かにお金が漏れ続けていたのです。
改善策:強制的に管理する仕組み
さすがに危機感を覚えて、次の対策をしました。
・サブスク一覧表を作成
・登録した瞬間に解約日をカレンダー登録
・月1でクレカ明細チェック
・3か月使ってないものは即解約
・「無料」でも登録前に一晩考える
これだけで、サブスク代は
4,360円 → 980円
まで減りました。
学んだこと
サブスクは、
「安い固定費」ではなく「積み重なる固定費」
です。
1つ1,000円でも、5個あれば5,000円。
しかも存在感が薄いので、痛みを感じにくい。
これが一番危険でした。
まとめ
私は、
・無料に釣られて登録し
・解約を忘れ
・使わず
・気づかず
・年間5万円以上失いました
節約で一番効果があるのは、
「新しく削ること」
より
「気づかない支出を止めること」
だと今は断言できます。
サブスクは便利ですが、
・本当に使うか
・元が取れているか
この2つを定期的に確認しないと、静かに家計を破壊します。